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台湾社会に学ぶ女性の仕事と家庭の両立(上編)

Updated: Mar 28, 2021

こんにちは。現在台湾現地企業に勤めており、台湾在住2年目のmahoと申します。

台湾の人間味にあふれるあたたかさとおいしい料理に魅了されつつ、台湾生活を満喫中。


「ん?台湾女子気ぃ強くない?」

距離的にも文化的にも近い台湾。『千と千尋の神隠し』の舞台やおいしい台湾料理などのイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?

筆者がそんな台湾で働き始めてもうすぐ2年になります。そんな筆者、台湾の女性ってなんだか強いな〜と日常的にひしひし感じるのです。もっと言えば台湾社会の男女平等を感じます。


「普通」な女性像とは

彼女たちは、自分の意見、嫌だと思ったことはしっかりと嫌だと主張するし、一本筋が通っているように見えるのです。きっと台湾ではそれが当たり前であり、むしろ社会の中で求められている「自立した女性」という女性像なのかもしれません。

じゃあ日本で求められる女性像は?一番に思い浮かんだのは、おしとやかでかわいらしい女性。と同時に私自身、「生きやすい」ように「普通」を目指して生きていたのではと気付かされました。

むしろ台湾では歯に衣を着せぬもの言いこそが「普通」で、自分を偽る必要も、男性社会の重圧を感じて遠慮がちに生きる必要も、日本と比べると少ないようです。その背景には何があるのでしょうか。

果たしてその理由は何なのか?疑問に思ってその理由について調べてみたところ、その秘密が台湾の文化や社会制度に隠されていたことがわかりました。特に今回は、台湾の女性と仕事、子育てに注目して感じたこと、気づいたことをお話していきたいと思います。


男女平等 世界トップクラスの台湾

自身の経験を踏まえて言えば、街で働くおばちゃんたちは活気があり、男女のカップルも女性が男性に尽くすよりも、むしろレディファーストな男性が多いような印象を受けます。さらに共働き世帯も多く、普段電車で通勤していても男性と同じくらい女性の姿を見かけます。実は、データから読み解いても、台湾のジェンダー平等は世界9位、アジアではトップ。翻って日本のジェンダー平等指数は153か国中121位であるのに比べると大きく差があることが見て取れます。距離的には近いですが、ジェンダー平等においては日本のずっと先をいく「先進国」だったのです。台湾恐るべし。

 近年は女性の社会進出が世界的に進んでいますが、この点で台湾と日本を比べるとどうでしょうか。多くの女性にとって一つの節目である結婚・出産を例にみていきましょう。データによると、日本の女性は6割ほどが出産を期に仕事を辞めているそうです。一方で台湾の女性はなんと9割が出産後も復職している、つまり1割ほどしか仕事を辞めていないらしいのです。仕事においてもかなりの差があります。

その秘密は何なのでしょうか。次回の記事で紹介しますので、どうぞお楽しみに!


筆者プロフィール

大学を卒業後、新卒で台湾の現地企業に就職し、日本語教材編集者として働く社会人2年目。大学時代の経験や学びを通して男女の違いによる状況や機会の差に疑問を感じるようになる。男女という枠組みにとらわれず、一人ひとりが「個人」として自律的に生きるにはというテーマを胸に日々模索中。


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