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「メンタリングってなに?」を開催しました!

Writer: HerStory JapanHerStory Japan

6月27日(日)、HerStory Japanは、一般社団法人ポテンシアと共同で、「メンタリングって何?」(HerStory Event Vol. 12)を開催致しました。約35名の方にご参加頂き、年齢や職業の垣根を超えて、メンタリングの魅力を一緒に学ぶことができました。


スピーカーの永井裕美子さん

ポテンシアの代表理事、株式会社リブの取締役である永井裕美子さんがスピーカーとして登壇し、メンタリングの意義、歴史、様々な活用法、そしてメンターを見つける具体的なステップについてお話し下さいました。古代ギリシャにおけるの師弟間の指導にルーツを持つメンタリングが、長い時を経て、個人のキャリア開発や企業による人財育成に用いられるようになったこと、またその方式も「師匠と弟子」という上下関係のある二者間から、グループでのメンタリングや、友人・同僚同士の相互メンタリングなど、多様化してきたことなど、興味深い変遷をご紹介頂きました。さらに、参加者の関心が最も高かった「メンターを見つける方法」についても、具体的なステップ・バイ・ステップを示して頂き、すぐにでも実践できるティップスを得ることができました。



イベントでは、メンターとメンティーの両方を経験したことのある石本めぐみさん(ウィメンズアイ代表理事)、五十嵐ひかりさん(ウィメンズアイスタッフ)が、自己の経験を振り返りお話し下さいました。

石本めぐみさん

  • 米国に拠点があるVital Voicesのプログラムに参加。自分とは異なる経験を持つ女性たちとの交流から多くを学ぶ

  • 日本では、非営利団体立ち上げという目的意識のもと、尊敬する経営者をメンターに。組織設立・リーダーシップの重要性を理解する人から、俯瞰する視野を学ぶ

  • アドバイス:メンターを探している人は、自分の中でロールモデルの基準と目的を明確にすると、メンターが見つけやすくなる!


五十嵐ひかりさん

  • 大学生のときにアメリカ大使館主催のプログラムに参加し、メンティーとしてメンタリングを初経験

  • 社会人になり、女子中高生を相手にメンタリングを行う中で、様々な固定概念に縛られない若い人たちから多くの学びを得る

  • アドバイス:メンターをしている人は、相手の視点を理解し、対等な立場から関係を築くことで、互いに多くの学びを得られる!


★イベントのKey Takeaway★

  1. メンタリングとは、「知識や経験の豊かな成熟した人(メンター)が、未熟な人(メンティー)のキャリア発達的側面及び心理・社会的側面に対して一定期間継続して支援を行うこと」。ただそれ以外にも、友人同士でのメンタリングや、歴史上の人物や著名人を「心のメンター」とすることなど、多様な実践の仕方がある。

  2. メンターを探す際は、まず「メンタリングの目的(なぜメンターが必要なのか)」を明確にして、その目的に合致するメンターを探す。でも「完璧」なメンターを見つけることに執着せず、相手との相性や出会いへの感謝も大切に

  3. メンタリングは、メンターとメンティーの双方にベネフィットがあるのがベスト。メンティーは、自信や意欲、知識、情報、メンターは、異なる視点や自己の振り返りの機会を得ることができる。そのような相互的な関係を目指そう!


次回のHerStory Eventは、8月。ぜひお楽しみに~



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